職場ハラスメント(パワハラ、モラハラ、職場いじめ、問題上司)の対処法

お勧め図書

管理人が一番信頼している職場いじめ・ハラスメント対策の書籍で、刊行は少し古く2000年ですが、とても読みやすいです。企業におけるハラスメント担当者は、まずはこの書籍を読むことから始めてください。

book著者であるハーヴィー・ホーンスタイン博士は、コロンビア大学の教授で、専門は組織心理学。経営コンサルタントとしても活躍しているので、現場を知っています。

問題上司 「困った上司」の解決法(プレジデント社)

第1章 良い人も追い詰められると<問題上司>になる
第2章 タフで厳しい上司と<いじめ上司>はどこが違う?
第3章 部下をだめにする3つのタイプ
第4章 成果主義時代と部下の自尊心
第5章 社内監視システムは生産性向上を実現するか?
第6章 「会社のために」は職権乱用に通ず
第7章 対<問題上司>サバイバル技法

本書の中で、ホーンスタイン博士が主張している<問題上司>対策は、次のようなものです。

1番 部下を変える方法 = 被害者支援、スタッフ教育
2番 フィードバックによって、上司の虐待を防止する方法 = 360度評価など
3番 何もかも変えてしまう方法= 組織の構造改革

ホーンスタイン博士は、現実的な対応策としては、部下を変えることが一番てっとり早いと主張していますが、私も同感です。それが一番現実的で、即効性が高いのです。

被害者にしてみれば、「変わるのは加害者であるべき」という声もあるでしょうが、加害者を変えるのは、経営トップの理解がない場合は難しいし、時間も費用もかかるのが実情で、それを企画し、実行するまでの間に、また何人もの被害者を作り出してしまいます。


社会保険

2010年5月号から12回連載しました